ドラム

演奏中に迷子になったらこうやってゴマかせ!

ドラムの演奏中に

「あれ?今どこだ!?」

なんて迷子になったこと、ありませんか?

頑張って思い出そうとすればするほど焦ってしまい、

「わけがわからないよ・・・!」状態に。

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そんな時にどうしてるのか、ドラム講師が教えます!

ではいきましょー!

テンパったら負け

迷子になってしまった時、テンパったら負けです。

テンパる暇はありませんので、まずは落ち着きましょう!

焦るとリズムもバタバタします。

バタバタしていると他のメンバーやお客さんに

「なんかあったな」とバレてしまいます。

まずは落ち着いて

「迷子になった」事実を受け止めて、どうするか考えましょう。

なんなら「あはは!迷子だ!」と笑い飛ばしてもいいくらいです!

ビート叩きながら曲をよく聞く

曲の大部分はビートで構成されています。

2ビートだったり8ビートだったり16ビートだったりしますが、

ビートが叩ければどうにかできるのがドラムです。

迷子になってしまった時、

まずは「さっきまで叩いてたビート」をそのまま叩き続けましょう。

途中でフィルが入っていたとしても、延々とビートです。

フィルは「飾り付け」みたいなものなので、なくても曲は成り立ちます。

「わからない!」と、止まってはいけません!

止まると最悪曲が終わります。

ビートが続いていれば曲は続きます。

まずは

「落ち着いて」「ビートを叩く」

事に集中しましょう。

そしてビートを続けながら、

「周りの音、曲をよく聞く」ようにしてください。

焦っていると周りの音も聞こえなくなります。

テンパったら負けです。

ビートを叩きながら「今、曲のどこだ?」を判断していきましょう。

今どこにいるかわかったら戻す

「わかった!ここか!」と迷子が解消出来たらそこから落ち着いて戻します。

「ここかな?」だとちょっと足りません。

「絶対ここだ!」と自身が持てるとこから戻して下さい。

やっぱり「落ち着く」のが大切です。

焦ってるとまた迷子になります。

演奏中は反省しない

うまく戻れてからもコツが一つ。

演奏中は「反省」はしません。

やってしまったものは仕方ないので、スパッと気持ちを切り替えましょう。

「あ〜・・・やっちゃったよ・・・」とか思っていると、

後の演奏にも影響が出ます。

反省するのは、演奏が終わってからや、ライブが終わってから。

戻せた!とこから楽しんで演奏するくらいで調度いいです。

しっかり次回につなげよう

また同じ曲を演奏する機会もあると思います。

失敗してしまったら、「次回はきちんと演奏できるようにしよう」と

練習していきましょう。

迷子になった原因なんだったでしょうか?

・曲を覚えきれてなかった・・・

もっと曲を聴きこんだ方がいいかもしれません。

歌えるぐらい曲を覚えてしまいましょう。

譜面を使うのも手です。

・ボーカルが歌詞を間違えた・・・

ボーカルのせいにしてはいけません。歌詞に依存しすぎかもしれません。

やっぱり曲をよく聴きこんで、ボーカルが間違っても正解の歌詞がわかるようにしておきましょう。

・楽しくなり過ぎた・・・

「楽しー!」と気持ちが上がりすぎて迷子になることもあります。

ドラマーさんはどこかに「冷静に自分のことを見れる視点」が必要です。

楽しくてもどこか冷静でいられるようにしましょう。

・よくわからないうちに迷子になった・・・

純粋に練習が足りていないかもしれません。

難しいパターンをいっぱいいっぱいで叩いていると余裕が出ません。

もっとパターンを練習して体に馴染ませるか、余裕を持てるパターンに変えましょう。

「ダメだった・・・」と落ち込むだけではなく、

「次の課題を見つけた!」と思いましょう。

まとめ

演奏中に迷子になったら、

ビートパターンを叩き続けていればなんとかできるケースが多いです。

他もパートさんだとこうはいかないので、リズム楽器の特権ですね。

・落ち着いてビートは止めない

・曲をよく聴く

・戻したら楽しむ

・演奏中は反省しない

を意識してみてください!

ではまた!(=゚ω゚)ノ