ドラム

譜面が書けなくても、自分がわかればいい

ドラムの譜面の読み方について最近数記事書きましたが、

「書けなくても読めなくても、自分がわかるように作っちゃう」

のも手段の一つです。

私もそうやってました。

それでもバンド練などはどうにかなるものです。

譜面を自分なりに作っちゃってもいいんだ!

と言う考え方を、ドラム講師がふわっと書いていきます。

ではいきましょー!

譜面を文字で書いちゃう

これはやっている人も結構いるかもしれませんね。

音符が書けないなら、文字で書いちゃえばいいんです。

例えばこんなやつ

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上の段と下の段は同じ意味で書いてます。

上の段には文字しか書いていませんね。

ビートのパターンと、最後のフィルを書いてあります。

・ここからビート

・どんなビート

・どこにフィルが入るか

・フィルはどんな音がするか

を字で書いちゃいました。

下の段はそれを譜面にした場合ですね。

何も「曲を覚えるのに譜面を書こう!」と思った時に、

必ず音符を使って書かなきゃいけないわけではありません。

自分しか見ないのであれば、自分がわかりやすい方法で書いたっていいんです。

私も自分しか見ない譜面は結構適当です。

文字で書き込みもします。

シンバルを手で止めるようなフレーズの時は、

「止」とか書きます。

譜面の書き方も自由だっていいんです。

ただし、自分がわかればいいのが前提なので、

それを人に見せるとちょっと恥ずかしいかもしれません。

色分けする人もいる

譜面上に色をつけて、

「イントロとかAメロとか、セクションを見やすくする」人もいます。

こんな感じ。

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パッと見て、セクションごとの長さが何となくわかりますね。

「曲の長さを感覚で把握出来る」ので、いい考えだと思います。

上の画像を見ただけでも

・イントロは1段だからそんなに長くない(4小節)

・Aメロは4段あるから結構長め(16小節)

・Bメロは2段だから、普通ぐらい(8小節)

・サビも2段だから、Bメロと長さは一緒(8小節)

とわかりますね。

先ほどの「文字で書いちゃう」と併用すると、

「譜面が全然書けない、読めない」なんて人でも

・どんなビートを使うか

・どこにフィルが入るか

・セクションの長さはどれくらいか

がわかりますね!

曲のコピーをするのには十分な情報量だと思います。

ライブ本番でも使うならくっきり見えるように

これまでの書き方でも、立派に譜面として役に立ちます。

家で使ったり、スタジオ練で使う分にはそんなに気にしなくてもいいのですが、

もしそれをライブ本番でも使いたいなら注意点があります。

「くっきり見えるように書いておかないと、薄暗くて読めない」

なんて事になります。

ステージ上は演奏が始まると、照明さんが演出してくれるのですが、

静かな曲だったりすると、雰囲気に合わせて照明も暗くなったりします。

暗い状態だと、全然見えません。

薄暗い部屋でちょっと離れた新聞読めますか?

読めないですよね・・・。

そんな感じ。

暗くなっても見えるように、

・濃く書く

・大きく書く

・色分けは目立つように

しておく必要があります。

せっかく書いたのに見えない!なんて事にならないように注意です。

耳コピして全部覚えるのもいい

これも立派な手段の一つ。

「譜面だと?そんなものは読まぬ!我は読まぬ!頼るのは己の耳のみ!」

ぐらいの勢いで、そもそも譜面を使わない。

全部耳コピしてやりましょう。

昔の私はコレです。

ドラムは練習していくと、割と耳コピしやすい楽器です。

ビートとフィル部分がなんとなく耳で拾えれば、ある程度叩けます。

実際、高校の文化祭の時はバンド掛け持ちで40曲ぐらいやりましたが、

全部耳コピでどうにかしました。

と言うか、譜面が読めなかったので耳コピするしかなかったんですが・・・

ただ覚えるのに少し時間はかかりますので、

「ライブまで結構期間があるなぁ」なんて時は耳コピでもいいと思います。

まとめ

譜面と聞くと、なんかすごい難しい気がしてちょっと・・・

なんて方もたくさんいます。

読み書きできたら人に伝える時などに便利ですが、

自分しか見ないなら「自分でわかりやすいように作っちゃう」のも手です。

それも立派な譜面です。

自分ルールで構いませんので、オリジナルの譜面も楽しいですよ!

耳コピして、それを自分がわかるように書いておけるといいかもしれませんね。

お試しあれ。

ではまた!(=゚ω゚)ノ