ドラム

風邪引いた時のドラマーの戦い

いつも健康な状態でドラムが叩けるわけではありません。

時には風邪をひくこともあります。

・鼻水が出る!

・咳が止まらない!

なんて事もしばしば。

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そんな時にどうしているかについて、

ドラム講師がふわっと書いていきます。

ではいきましょー!

鼻水の乱

風邪を引いている時はもちろん、

不意に出てくるあいつ。

鼻水( ゚д゚)

粘度の強いのも手ごわいけど、

さらっとしているのも結構手ごわい・・・

ドラムは演奏中、手が塞がりますからね。

気持ちよく叩いているフリをして啜る

叩きながら、上を向きましょう。

この時、「私今、気持ちよく叩いてます!」みたいな雰囲気を出して下さい。

そうすることによって結構長い時間上を向けますので、

その間に鼻水を啜れます。

一瞬だとまたすぐ出てくる可能性が高いので、

出来れば「この機会に目一杯啜ってやるぜ」ぐらいの気持ちを持ちましょう。

動きや表情もパフォーマンスのうちです。

パフォーマンスのフリをして鼻水と戦いましょう。

私はこの方法でごまかしてます。

あえて垂らす

逆に一切啜らないのも手です。

「鼻水?そんなもの気にせんわ」

と、気にしない。

かなり鋼の精神が必要になりますが、

リズムを揺らす事なく叩けます。

ドラムの役割の為に自分を犠牲にするスタイル。

顔、服、スネア、床、などがダメージを受けるかもしれません。

タオル必須。

ティッシュ詰めとく

演奏する前から

「あ、ダメだこれ。垂れるな」と確信があるのなら、

鼻にティッシュでも詰めておきましょう。

とりあえずしばらくは安心して演奏出来ます。

曲の合間に変えられるとなお良し。

ただ・・・息苦しい・・・!!

あと、ふとした時に「ポン!」と出る可能性も。

長い時間でなければ割と効果的。

手元にゴミ袋があると変える時に便利。

咳との戦い

風邪を引いてる時や、急に咽せた時に出るアイツ。

咳( ゚д゚)

叩いてるリズムと咳のリズムが違いますから、

咳の方がドラマー泣かせかもしれません。

平常心を保つ

出てしまったものは仕方がありません。

ここで焦るとリズムが揺れるかもしれませんので、

とりあえず落ち着いて咳をして下さい。

頭の中で曲の進行を止めないように努めましょう。

落ち着くように意識できれば、

ちょっと長引く咳でもなんとかなります。

テンパったら負けです。

我慢出来そうで悩む時

「ちょっと喉がムズムズ・・・でも我慢出来そう」

なんて時。

我慢出来るなら我慢しましょう。

咳は出さないに越したことはありません。

でも我慢出来るか出来ないかの見極めが難しい。

我慢した結果、余計咳き込む事になる事もありますからね。

それを防ぐ為に

「今なら1回咳払いすればどうにかなるかな」と、

あえて自分で出すのもアリです。

経験を積むとなんとなく感覚が養えます。

咳も練習の一つだと思います。

熱が出た場合

熱が出る場合もありますね。

私なんかは熱が出ると結構ポンコツになるので困ります・・・

個人練、バンド練の場合

無理せず、休みましょう。

他のメンバーに移しても申し訳ないです。

キチンとメンバーに連絡を入れて、おやすみする旨を伝えて下さい。

この時に「スタジオ代をどうするか?」を決めておくといいです。

・自分が全額負担するのか

・いつもどおり人数分で割った金額を誰かに立て替えてもらうのか

・払わなくてもいいのか

などを話し合っておくと、トラブルにならずに済みます。

出来れば自分から切り出しましょう。

誰にも相談せずに勝手に

「休んだんだから自分はお金払わなくて平気っしょ」

みたいに思い込んでると、結構なトラブルになる可能性があります。

最悪そのままクビになりますので注意。

ライブの場合

「練習」は休んでもどうにか出来ますが、

「本番」は簡単に休むわけにはいかないのが辛いところ。

ライブになると

・ライブハウス

・見にくるお客さん

・他の演奏者

に迷惑がかかるかもしれませんからね。

ライブ当日に熱が出てしまった場合は、

・お高いエナジードリンク系を飲む

・解熱剤を飲む

・本番まで出来るだけ大人しくしておく

など、なんとか演奏するような努力はしましょう。

「とりあえずライブを乗り切る」事に全力を注ぎましょう。

しかし、それでもどうにもならない事もあると思います。

かなりの高熱だったり、意識が朦朧とするような場合な

「休むもの勇気」だと思います。

命の危険を感じるようなことがあれば、

勇気を出して休んで下さい。

その後の展開はメンバーとの信頼関係によって変わってきますが、

命には代えられませんからね。

「ちょっと熱が・・・」なのか

「これは・・・やばい・・・!!」なのかで考えましょう。

普段から体調管理を

風邪を引いた時にどうするかももちろん大切なのですが、

なんだかんだ「引かない」のが一番ですよね。

結局普段の体調管理がポイントになります。

私も普段からなるべく気をつけていますが、

ライブ前は特にですね。

・しっかりご飯を食べる

・よく寝る

・暖かくして寝る

など、出来ることはしっかりしましょう。

絶対引かないのは無理かもしれませんが、

意識して「引きづらくする」事は出来ますね。

ドラマーたるもの、体調管理も気をつけましょう!

まとめ

風邪を引いた時のドラマーさんは、

バレないように結構水面下で頑張っていたりします。

「何があっても演奏を止めない!」ように努力するのもドラマー。

鼻水、咳の対処法は自分なりに身につけておきましょう。

熱に関しては判断が割れるところですが、自分で判断するしかありません。

でも「どうしても無理なら休んでもいい」のは知っておいて下さい。

普段から風邪には気をつけて、楽しくドラムを演奏しましょう

(=´∀`)人(´∀`=)

ではまた!(=゚ω゚)ノ