ドラム

休符は「オシャレな事」と思うといいんじゃないか

「休符って難しい!」

なんてイメージのドラマーは多いです。

f:id:hamunosukima:20190904170926j:plain

フィルの間に休符があったり、

ビートパターンで踏んだり踏まなかったり。

私も昔はなかなか手こずりました。

でも考え方を変えたら、ちょっと楽しく練習出来るんです。

休符への向き合い方について、

ドラム講師がふわっと考えていきます。

ではいきましょー!

叩かないという「オシャレ」だと思おう

休符が苦手な人に多いのは

「休符は我慢するところ!」と思っている事。

「我慢」という動作になっている事があります。

私も昔は休符は我慢していました。

感覚的には間違ってはいませんが、

我慢って、なんだか言葉のイメージが悪い・・・

それに我慢だと「止める」みたいな動きになってしまうので、

動かさないのに力が入ってしまったりします。

これだと休符の度に疲れますね。

休符は「お休み」なので、我慢してはいけません。

この「お休み」を「オシャレな事をしてる」と

思うといいんじゃないかと感じる今日この頃。

ドラムの演奏を見ていて、

「今のフレーズ、オシャレだなぁ!」と思う時って、

結構休符を使っている事が多いです。

クラッシュシンバル叩いてすぐ手で止めるのとか。

かっこいいですねぇ。

「間(空間)の使い方が上手い」んですね。

ということは、休符の部分は「オシャレ」です。

「オシャレ」だと、なんだかかっこいいイメージ。

休符が好きになりそう(=゚ω゚)ノ

空間を感じるオシャレ

単純なフィルで例えてみます。

例えばこんなフィル。

f:id:hamunosukima:20190904142513j:plain

前半は8ビート、

後半は8分音符でスネア、ハイタム、ロータム、フロアタムを叩くフィルです。

結構いろんな場面で使うフィルですね。

これを試しにオシャレにしてみましょう!

f:id:hamunosukima:20190904142846j:plain

フィルの最初の部分を、手も足も休符にしてみました。

くぅ〜!シャレおつ!!

休符にする前のパターンを叩き慣れている人は、

「いけね、いつもの癖でスネア叩いちゃった」

「いけね、フィルの始まりで足踏んじゃった」

「我慢できねぇ!!アアアァァァァ!」

なんて苦しみます。

その「我慢」をオシャレに変えます。

休符がある空間はオシャレな部分。

手も足も休みなんて、何てオシャレなんでしょう。

オシャレをしっかり感じます。

オシャレを感じてからハイタムから叩き始めます。

ほら、なんか叩きやすくなった気がする(=゚ω゚)ノ

異論は認める( ゚д゚)

ビートで踏まないオシャレ

ビートを刻んでると、さっきまでバスドラを踏んでたのに、

急に踏まなくなったりする時があります。

例えばこんなパターン。

f:id:hamunosukima:20190904144844j:plain

細かく書いてのでなんだか間違い探しみたいですが、

赤丸が付いているところが

「さっきまで踏んでたのに急に踏まなくなった」部分。

1、2、3、4、7、8小節目は一緒。

5、6小節だけ変わってます。

こういうパターンだとついつい

「いけね、流れで踏んじゃった!」

「あ、また踏んじゃった!」

「我慢できない!!アアアァァァ!!!」

なんてなりがち。

ではオシャレ登場。

ずっと踏んでたのに、そこの2小節だけ踏まないなんて、

なんておシャレなんでしょう。

ビートで変化をつけるなんて超オシャレ!

踏まないオシャレ。

オシャレに決めましょう!

ほら、ちょっと踏みやすくなりません?(=゚ω゚)ノ

異論は認める( ゚д゚)

休符に対するイメージが大事

どんなパターンでも、知らない間に手癖、足癖が付いていたりします。

自分が動かしたくなるところに休符がいると、

癖でついつい動いてしまうもの。

休符を意識して叩かない、踏まないっていうのは実は結構難しいんです。

最初はうまく休符を感じられないので、

なんだか休符に対して嫌なイメージ、苦手意識がついてしまうかもしれません。

イメージを嫌なものじゃなくて

「良いもの」とか「楽しいもの」と

捉えられると、ちょっと休符が好きになります。

まとめ

ぶっちゃけイメージは「オシャレ」じゃなくても良いんです。

私の場合は「オシャレなイメージの方が楽しくなる」からそうしてるだけ。

楽しいイメージだと、休符が出てきても

「お、楽しいとこだ!」

なんて良いイメージで演奏出来ます。

自分なりのイメージでも構いませんので、

楽しいイメージで休符を感じてみてください。

ではまた!(=゚ω゚)ノ