「休符って難しい!」
なんてイメージのドラマーは多いです。
フィルの間に休符があったり、
ビートパターンで踏んだり踏まなかったり。
私も昔はなかなか手こずりました。
でも考え方を変えたら、ちょっと楽しく練習出来るんです。
休符への向き合い方について、
ドラム講師がふわっと考えていきます。
ではいきましょー!
叩かないという「オシャレ」だと思おう
休符が苦手な人に多いのは
「休符は我慢するところ!」と思っている事。
「我慢」という動作になっている事があります。
私も昔は休符は我慢していました。
感覚的には間違ってはいませんが、
我慢って、なんだか言葉のイメージが悪い・・・
それに我慢だと「止める」みたいな動きになってしまうので、
動かさないのに力が入ってしまったりします。
これだと休符の度に疲れますね。
休符は「お休み」なので、我慢してはいけません。
この「お休み」を「オシャレな事をしてる」と
思うといいんじゃないかと感じる今日この頃。
ドラムの演奏を見ていて、
「今のフレーズ、オシャレだなぁ!」と思う時って、
結構休符を使っている事が多いです。
クラッシュシンバル叩いてすぐ手で止めるのとか。
かっこいいですねぇ。
「間(空間)の使い方が上手い」んですね。
ということは、休符の部分は「オシャレ」です。
「オシャレ」だと、なんだかかっこいいイメージ。
休符が好きになりそう(=゚ω゚)ノ
空間を感じるオシャレ
単純なフィルで例えてみます。
例えばこんなフィル。
前半は8ビート、
後半は8分音符でスネア、ハイタム、ロータム、フロアタムを叩くフィルです。
結構いろんな場面で使うフィルですね。
これを試しにオシャレにしてみましょう!
フィルの最初の部分を、手も足も休符にしてみました。
くぅ〜!シャレおつ!!
休符にする前のパターンを叩き慣れている人は、
「いけね、いつもの癖でスネア叩いちゃった」
「いけね、フィルの始まりで足踏んじゃった」
「我慢できねぇ!!アアアァァァァ!」
なんて苦しみます。
その「我慢」をオシャレに変えます。
休符がある空間はオシャレな部分。
手も足も休みなんて、何てオシャレなんでしょう。
オシャレをしっかり感じます。
オシャレを感じてからハイタムから叩き始めます。
ほら、なんか叩きやすくなった気がする(=゚ω゚)ノ
異論は認める( ゚д゚)
ビートで踏まないオシャレ
ビートを刻んでると、さっきまでバスドラを踏んでたのに、
急に踏まなくなったりする時があります。
例えばこんなパターン。
細かく書いてのでなんだか間違い探しみたいですが、
赤丸が付いているところが
「さっきまで踏んでたのに急に踏まなくなった」部分。
1、2、3、4、7、8小節目は一緒。
5、6小節だけ変わってます。
こういうパターンだとついつい
「いけね、流れで踏んじゃった!」
「あ、また踏んじゃった!」
「我慢できない!!アアアァァァ!!!」
なんてなりがち。
ではオシャレ登場。
ずっと踏んでたのに、そこの2小節だけ踏まないなんて、
なんておシャレなんでしょう。
ビートで変化をつけるなんて超オシャレ!
踏まないオシャレ。
オシャレに決めましょう!
ほら、ちょっと踏みやすくなりません?(=゚ω゚)ノ
異論は認める( ゚д゚)
休符に対するイメージが大事
どんなパターンでも、知らない間に手癖、足癖が付いていたりします。
自分が動かしたくなるところに休符がいると、
癖でついつい動いてしまうもの。
休符を意識して叩かない、踏まないっていうのは実は結構難しいんです。
最初はうまく休符を感じられないので、
なんだか休符に対して嫌なイメージ、苦手意識がついてしまうかもしれません。
イメージを嫌なものじゃなくて
「良いもの」とか「楽しいもの」と
捉えられると、ちょっと休符が好きになります。
まとめ
ぶっちゃけイメージは「オシャレ」じゃなくても良いんです。
私の場合は「オシャレなイメージの方が楽しくなる」からそうしてるだけ。
楽しいイメージだと、休符が出てきても
「お、楽しいとこだ!」
なんて良いイメージで演奏出来ます。
自分なりのイメージでも構いませんので、
楽しいイメージで休符を感じてみてください。
ではまた!(=゚ω゚)ノ