スクール運営

レッスンをしたら、生徒ごとに何をしたか記録しておこう

スクールを運営するのにあたって、

「レッスンでどの生徒に何をしたか?」を記録しておくのはとても大切な事です。

生徒カルテでも、レッスン日記でも、〇〇レポートでも、

呼び方は何でも構いませんが、生徒個別につけておく事をオススメします。

ちなみに私は「生徒カルテ」です。

理由は何かカッコいいから( ゚д゚)

レッスンを記録しておくメリットについて、

ドラム講師がふわっと書いていきます。

では行きましょー!

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頭で覚えておくには限界がある

実は私、最初は生徒カルテを書いていませんでした。

スクールを始めたばかりの頃は、生徒は1人しかいませんでしたので、

「覚えていられるし、まあいいか」と思っていたんです。

しかし、これは間違いだった事にすぐ気付きます。

確かに、前回のレッスンの事はよく覚えておけるんですが、

回数を重ねれば重ねるほど、昔の記憶は曖昧になってきます。

半月、1か月ぐらいであれば頑張れば覚えていられるかもしれませんが、

半年、1年と経てば経つほど、細かなところは曖昧になります。

昨日の晩御飯は思い出せても、先週の晩御飯が思い出せないのと一緒です。

1人でも、すべてを覚えきるのは不可能です。

横着せずに、しっかりと記録しておきましょう。

後で見返せる

これが要因としては一番大きいかもしれません。

・今やってる練習をいつから始めたか?

・前回どこまで進んだか?

などがしっかり記録されていると、いつでも見返せます。

「この練習は安定してきたし、もう結構な期間やってるから次に進めようかな」

みたいな時にも役に立ちます。

いつから始めたか?正確な日にちを覚えておくのは大変です。

「前回ここまで進んでるから、今日はここから!」

も、見ればわかります。

細かいカリキュラムもありますよね。

例えば20個やりたいことがあったとして、

「あれ?前回13?14?どっちだっけ?」

なんて事になるのを防げます。

私はレッスン前に、必ずその生徒のカルテを見返しています。

おかげでスムーズにレッスンに入れます。

出来るだけ細かく書いておこう

同じ内容のレッスンをしていても、

生徒さんによってクセや注意することは違います。

ドラムであれば

・小指が立っちゃう(右手?左手?)

・速くなってくると、腕が止まっちゃう

・真ん中狙ってない

などなど。

10人いたら10人違います。

レッスン内容だけではなく、

出来れば「治した方がいいクセ」まで書いておきましょう。

これを書いておかないと、頭の中で他の生徒と混ざります。

「前回から、ここを意識してもらってますが・・・」

なんて話をしたら、違う生徒の話だったなんて失礼ですからね。

特に、同じぐらいの進み具合の生徒さんが多い時は注意が必要です。

それぞれの生徒さんのクセまで書いておけば、間違える事はなくなります。

生徒カルテは誰に見せるわけではありませんので、

自分でわかる範囲で出来るだけ細かく書いておいたほうが後で役立ちます。

私はその日のレッスン内容にプラスして、

次回のレッスンで何をやるか?まで決めています。

そうしておくと次回のレッスンは、

カルテを見たらすぐ始められるのでオススメです。

日常会話や例え話はそれでも混ざる

レッスンも、ただ黙々とレッスンだけをしているわけではありませんよね。

日常会話もしますし、私なんかは例え話をすることが多いです。

ふとした会話なので、カルテを書く時には忘れている事が多いです。

「料理に例えると〜」や

「車に例えると〜」など、

いろんな話をするのですが、ピンと来る例え話って人によって違いますよね。

「どれがわかりやすいかな?」なんていくつか話したりすると、

どうしても覚えきれません。

私だけでしょうか・・・( ;´Д`)

なのでお恥ずかしいですが、よくする話などは

「前にも言ったかもしれませんが・・・」

と、前置きをしています。

レッスン内容が重複しないのはもちろんですが、

「同じ話を何度も聞かせてる」のも出来るだけ気をつけたいですね。

まとめ

すべてを頭で覚えておくのは不可能です。

生徒個別でレッスン内容を記録しておくと、

その後のレッスンがスムーズになります。

「自分で分かれば」でいいんです。

別に誰に見せるわけではありません。

自分が分かりやすいように、

出来るだけ生徒カルテは細かく書いておきましょう。

ちなみに私はパソコンで書いてクラウド上に保存してあるので、

どの端末からでも見られるようにしています。

1つだけでしか見られないと、それがダメになった時に致命的ですからね。

少しの手間で、レッスン内容は充実してきます。

生徒カルテを活用しましょう!

ではまた!(=゚ω゚)ノ