ドラム

調子が悪い日を自分の実力と思おう

ドラムをやっていると

「なんか今日はうまく動かないなぁ」

「いつもならコレできるんだけどなぁ」

なんてことありませんか?

ドラムにもその日の調子というのがあります。

その日の調子との向き合い方について、ドラム講師が考えていきます。

ではいきましょー!

調子が悪い日

一番わかりやすいのが

「速さ」だと思います。

「いつもなら叩けるテンポで今日は叩けない・・・」

なんて経験、ありませんか?

テンポキープなんかもそうですね。

「なんか今日はバタバタするなぁ・・・」

なんて日。

私も未だにあります。

それがライブ当日だったりすると最悪ですね( ;´Д`)

・寝てない

・疲れてる

・変に力が入ってる

など、原因はいろいろあると思いますが、

動かないとモヤモヤしますよね。

わかります。

でも、その調子の悪い日を

「今の自分の実力」だと思いましょう!

どうしたって調子の悪い日はあります。

調子のいい日を自分の実力として捉えていると、

動かなかった日の落胆が大きいです。

モチベーションも下がります。

調子が悪い日が自分がいつでも発揮出来る実力です。

調子がいい日

逆に、調子がいい日もあります。

「いつもこの速さ、すぐ疲れるんだけど今日は結構平気だな!」

「今の、全然テンポ揺れてないんじゃない?いい感じ!」

なんて日。

そういう日は「ラッキー!」ぐらいに思ってください。

でもそのラッキーな日も大チャンス!

「なんでよく動くのか?」

を考えながら叩きましょう。

・変に力んでない

・速く感じていない

・いつもより落ち着いてる

など、動いた理由はあるはずです。

このラッキーな日は

「自分の持ってるポテンシャル」です。

普段でも、同じ状況を狙って作れれば動きます。

よくアスリートさんが

「試合に向けてコンディションを整える」なんて言いますが、

それに近いと思います。

ただ狙って調子をよくするのは難しいので、

調子がいい日にも沢山練習をして、

その自然な動きを体に覚えさせられれば、調子が悪い日も減ります!

うまく行かない!と思ったらそうでもない時もある

こんな日もあります。

例えばバンド練で「なんだか今日は調子が悪かったなぁ・・・」

なんて日。

音源を録っておいたので、後日聞いてみると、

「あれ?全然悪くないぞ?」

なんてケース。

こんな時は、演奏している時に思っている

「自分の理想像が上がってる」かもしれません。

理想が上がっているので、いつもより判断がシビアだったケースですね。

いつもよりうまく叩けていても、自分が思っている理想に追いつけないので、

なんだか下手に感じたりすることもあります。

逆に「上手くできた!」と思っていたのに、

後で音源聴いたら「そうでもないな・・・」

なんてこともありますので、

バンド練やライブはできれば録音することをお勧めします。

その日に出来る事をしっかりする

調子が悪い日にいつもの練習メニューをして、

それで「出来ない・・・はぁ・・・」とモチベーションが下がるようであれば、

無理にその練習をしなくても構いません。

「速く動かない!」なら「じゃあ今日はゆっくり目な練習をしよう」

でもいいと思います。

どうやって動かすようにするのか考えるのももちろん大事なのですが、

「出来なくてやる気がなくなる」ようであれば、

「また後日でもいいじゃん」の精神も大切。

練習メニューは探せば沢山あるわけですから、

その日出来る事をしっかりやればいいんです。

「そういえば、しばらくゆっくりな練習してなかったなぁ」

「単純な基礎練はあんまりやってなかったな」

なんて思うのであれば、ちょうどいいかもしれません。

いつもやらない練習の中に新しい発見があったりもします。

練習も楽しくないと続きませんので、

「この練習じゃなきゃいけない!」と思いすぎないようにしてくださいね。

まとめ

どうしたって、その日の調子はあります。

体調だったり、精神的な余裕だったりありますからね。

だって人間だもの( ゚д゚)

その調子が悪い日が自分の実力として捉えておくと、

変にモヤモヤしませんので、演奏にも余裕が出ますよ!

お試しあれ。

ではまた!(=゚ω゚)ノ