ドラム

パフォーマンスしながらドラムを叩いてみよう

ライブなんかで

「あのドラマー、パフォーマンスかっこいい!」

なんて思ったことはありませんか?

ただ叩くだけではなく、動きを取り入れていたり、

人によってはスティック放り投げてキャッチしていたり。

人に見られる時は、

音だけではなく「視覚」でも表現出来ます。

パフォーマンスについて、

ドラム講師がふわっと考えていきます。

ではいきましょー!

振り幅を大きく取ってみる

振り幅を大きく取るパフォーマンスがあります。

「え!?そこまで取るの!?」ってぐらい取る人もいます。

ライドシンバルでビート刻んでる時なんかに、

左手の振り幅でパフォーマンスする人は多いです。

ライドでのビートは左手(スネア)の上に邪魔者がいないので、

好きなだけ振り幅を取れます。

知り合いのパンクバンドのドラマーでいますが、

「もう左のスティックは天井とか照明に当たるんじゃないか」

と思うところまで目一杯上げてます。

見た目も派手になるし、何よりわかりやすいパフォーマンスの一つですね。

振り幅でパフォーマンスする時は

・音が出過ぎないように注意する

・力みすぎないようにする

などがあります。

振り幅を大きくすると音も大きくなりますので、

曲の雰囲気を壊さないように意識しないといけません。

普段のバンド連の時などから振り幅を大きくして練習しておかないと、

妙に力んでしまって演奏どころではなくなってしまいます。

本番だけ振り幅を大きくするのはダメです。

やるなら練習中から意識しておきましょう。

体を動かす

叩いている時に、体を動かしてノリノリな感じで叩くパフォーマンス。

私もよくやります。

縦ノリでも横ノリでも、体ごとリズムを取った状態で演奏します。

コレも見た目が派手になりますね。

注意点は

・一定のノリを保つ事

・正確なリズムで動かす事

などです。

ただ動くのではなく、きちんと規則的な動きを意識してほうが効果が高いです。

左右に揺れるならきちんと順番通りに揺れるとか、

決まったルールで動くとか。

それを正確なリズムで動かしましょう。

自分が叩いてるリズムと体のリズムが違ったりすると、

バタついたりしてかっこよさ半減。

やっぱりやるなら普段の練習から取り入れておきましょう。

笑う

コレも立派なパフォーマンスの一つ。

楽しそうに叩きましょう。

失敗したら笑い飛ばせるくらいでちょうど良いです。

注意点は

・曲の雰囲気は考える事

ぐらいでしょうか。

めっちゃ暗い感じの曲でニコニコ叩いてたら、

逆にちょっと怖いかもしれません・・・

「合わない」ということはないですが、

雰囲気まで考えて笑えると良いと思います(=゚ω゚)ノ

派手さはありませんが、「あの人、余裕あるなぁ!」なんて印象に繋がります。

スティック回す、放り投げる

スティックを使ったパフォーマンス。

自分の出番じゃない時にくるくる回して見たり、

バスドラムしか踏まない部分でくるくる回してみたり。

かなり派手に見えます。

回し方も色々ありますが、

・人差し指と中指で挟んで回ってるように動かす

のが一般的かと思います。

前から見たら回ってるように見えるけど、横から見たら全然回ってないアレです。

もっと凄い人だと、ビート中にポイポイ投げて持ち替えたりしてます。

どーなってんのアレ( ゚д゚)

どちらも注意点は

・スティック遊びに夢中になって、演奏がおろそかにならない事

です。

「スティック回してたらシンバル叩き損ねた!」はカッコ悪いですからね・・・

どれも余裕がないと出来ない

いくつかパフォーマンスを紹介しましたが、

どれも演奏中に余裕がないと出来ません。

叩くので精一杯、

パターンこなすのでいっぱいいっぱいの状態の時はやらないほうが良いです。

パフォーマンスは「遊び」の部分なので、

遊びがメインにならないようにしてください。

遊びすぎて演奏がバタバタになるとカッコ悪いです。

やるなら本番だけではなく、

普段の練習から取り入れておきましょう。

バシッと決まると見た目もカッコよくなります!

まとめ

体を使ったり、表情を、スティックを使ったり。

パフォーマンスにもいろんな種類があります。

ちょっと最近余裕が出てきたなと思ったら、

取り入れてみるのも面白いですよ!

でも遊びすぎは注意( ゚д゚)

ではまた!(=゚ω゚)ノ