「ねぇ、これ出来る?」
「そういえばこの前学校で・・・」
など、子供の生徒から話しかけられる事が多々あります。
楽しそうに喋ってくれるとこちらも嬉しくなりますね。
でも、レッスンの時間には限りがありますので、
ずーっとお話する訳にもいきません。
そんな時にどうしているかについて、
ドラム講師がふわっと書いていきます。
ではいきましょー!
まずは流さないでしっかり聞こう
よくある話は
・学校であったこと
・プライベートであったこと
・新しく覚えた知識の話
ですね。
最近あった系の話は「ふーん、そうなんだ」と流していると
・出てくる友達の名前
についていけなくなりますので、しっかり聞くようにしましょう。
子供は「この人、自分の話を聞いていない」と思うと、
途端にテンションが下がる場合があります。
場合によってはレッスンに支障が出ますので、
出来ればテンションは維持したいところ。
知らない登場人物や知らないゲームの名前を覚えるのは大変ですが、
生徒といい信頼関係を築けるきっかけになりますので、結構重要です。
何もいっぺん覚える必要はありませんが、
前に聞いた事がある名前が出てきた時は
「〇〇って、確か〜〜だっけ?」と確認しながら会話をしましょう。
もし間違っていても
「違うよー。〜〜だよ」とコミュニケーションになりますし、
しっかり覚えようとしてる姿勢は伝わります。
少しずつでも覚える努力をしましょう。
話の他にも
「見てみて!ペン回し覚えたの!ほら!」
なんて小ネタの場合も。
私も昔練習していたので一緒になって回したり、
知らないのは教えてもらったり、
代わりにスティック回しを教えてみたり。
「そんなのいいから」と無下にはしないようにしています。
話を切り上げる術を身につけよう
しっかり聞くのも大事なのですが、
ずーっと話を聞いていると子供のテンションが上がり過ぎてしまい、
今度は話が終わらなくなってしまいます。
この加減が難しいところですね。
自分で切り上げる術をいくつか考えておきましょう。
例えば私であれば
・雑談中は立ってる。座ったら「じゃあ始めよう」と切り上げる
・練習したら上手くなる話(対戦ゲームとか)に持っていって、
「じゃあ練習始めよう!」と切り上げる
・キリの良さそうなところで
「また新しい話あったら教えてね!じゃあ始めよう!」と切り上げる
などなど。
レッスン時間は有限ですから、
話が終わるタイミングを生徒任せにせず、
自分から切り上げられるのが大切です。
その際に私はもう一つ
「よろしくお願いします」と挨拶をしてから始めるようにしています。
挨拶 = レッスンの始まり
の流れになっていれば、
だんだん挨拶の後は雑談をしなくなってきます。
子供の生徒のレッスンが
「ほとんど喋って終わり」だと親御さんが納得しませんので、
しっかりレッスン時間を取れるようにしましょう。
生徒のタイプを見よう
・よく喋る
・こちらから話題を振れば喋る
・あんまり喋らない
など、いろんなタイプがいますので、
しっかり「この生徒はどんなタイプか?」を見ていきましょう。
よく喋るタイプは上記のようにこちらから切り上げるように意識したいですが、
あまり喋らない生徒にも、嫌がっていなければこちらから一言二言話題を振るのは全然アリです。
先ほども少し触れましたが、意外と雑談で信頼関係が築けるもの。
何かを準備してる間の、
数十秒の雑談は個人的には必要だと思います。
そのうちに
・仲良くなったら(慣れたら)喋るようになる
タイプも出てきますね。
喋るようになったのは心を開いてきてくれている証拠だと思うので、
全然悪いことではありません。
そしたら喋り過ぎないように意識していきましょう。
特に子供はタイプがコロッと変わることがあります。
変化は敏感に感じ取ってあげたいですね。
まとめ
子供の小ネタや雑談は、生徒との信頼関係を築くいいきっかけだと思います。
しっかり話を聞きつつ、
なおかつレッスン時間を削る事のないように出来ると「良いレッスン時間」になります。
ただ淡々とレッスンをするのではなく、
子供が「早く次のレッスン日来ないかなー!」と思えるようなスクールにしたいですね!
ではまた!(=゚ω゚)ノ