スクール運営

レッスンのお休み日は、必ず文面に残す

スクールや習い事で必ずあるのが、

レッスン回数調整などの「お休み日」。

このブログを書いてるのは丁度年末年始なので、

うちのドラムスクールもお休みになります。

過去に自分がレッスンを受けていた時の経験と、

現在ドラム講師になってスクール運営側になった経験から、

「生徒さんにお休みを伝える時の注意点」について書いてみます。

レッスンのお休み日は、必ず文面に残す

「お休みを伝えたはずなのに、生徒さんが間違えて教室に来ちゃった!」

なんてケースがあります。

生徒さんの不注意の時もあれば、講師側の伝達不足の時もあります。

たまに起こる事例ではあるのですが、

講師側の少しの気遣いで、事前にある程度防ぐことは出来ます。

1つ目は

「文面に残す」です。

文面と言っても、今の時代ですから何も紙にこだわることはありません。

メールでもいいです。

大事なのは「生徒さんの手元に確認できるものがある」事。

そして2つ目は

「直前のレッスン時に伝える」です。

「年間予定表渡してるから大丈夫!」では少し不十分です。

生徒さんはそんなに頻繁に年間予定表なんか見ません。

週に一回通うスクールであれば

「来週はお休みですよ!」と、前週にお伝えしましょう。

ちなみに私は心配性なのでどちらもやって、

さらに月の頭にも「今月は〜〜がお休みになります」ともお伝えしています。

何度かお伝えするのと、しっかり文面に残してお知らせをする事で、

お互いが確認できる環境を作っています。

口頭のみはトラブルにも

一番防ぎたいのは「言った、言ってない」のトラブル。

私が昔通っていた教室はお休み日の連絡が少し甘く、

よくこの事態になっていました。

先生は「言った!」生徒は「聞いてない!」なんて、

悲しいトラブルですよね。

本当に言ったか言ってないかなんて、誰にも確認出来ません。

場合によってはそれで辞めてしまう生徒さんもいますので、

口頭のみでの伝達はおすすめしません。

これも文面に残しておくことで、未然にトラブルは防げます。

もし「生徒が間違ってくることが頻繁にある」

なんてスクールさんは、連絡事項が口頭のみになっていないか確認してみて下さい。

講師と生徒は認識がちょっと違う

講師側は生徒さんからお金をもらうわけですから、

「仕事」という認識になります。

「仕事」なので、しっかりスケジュール管理や、

カリキュラムを組んだりと努力をしています。

レッスンお休み日 = 仕事お休み

になりますので、講師側にとっては大事な日です。

レッスンお休み日 = 大事な日

になるんですね。

生徒さんは「習い事」をしているわけですが、

習い事に対する認識は人によってちょっと違います。

「しっかり」習う人。

「楽しく」習う人。

「ストレス発散」で来る人。

など、いろんな方がいます。

みなさん自分のペースで続けてくれています。

しかし、どの生徒さんにも共通するのは、

教室のお休み日 ≠ 大事な日

なんです。

習い事って、普段の生活の「プラスα」です。

レッスンはお休みでも、仕事や学校があるかもしれませんし、

生徒さんからしたら別に大事な日じゃないんです。

「そんなに大事じゃ無い用事」って、誰しも忘れることはありますよね。

ここを講師側は理解しましょう。

「忘れる可能性があるから、忘れないようにお伝えする」

のも、講師の大事なお仕事です。

少しの手間を惜しまない

文面に残すのなんて、本当に少しの手間です。

私の場合は生徒さんがみんな携帯を持っているわけではないのと、

字があまり綺麗ではないので、パソコンで作ってプリントにしてお渡ししています。

パソコンでお休みの連絡のテンプレートを作っておいて、

あとはその都度、日付を変えて印刷すればすぐです。

時間にすれば、その日の生徒さん全員分でも5分ぐらいです。

メールだったら、最初の文だけ作って、あとはコピー、ペーストでいけますよね。

本当にちょっとの手間で、「間違えて来る」ことを大幅に減らせます。

それでもたまーにありますが、いつも必ず文面に残しているのと、

こまめにお伝えしているので、生徒さんも「ごめんなさい間違えちゃいました!」

なんて笑い話で済んでます。

「この先生はいつもしっかり連絡してくれる」という信頼関係があれば、

まずトラブルにはなりません。

逆に言えば、「言った言わない」の状況を作ってしまって、

「あれ、、、前回も聞いてなかったけど、またか、、、」

なんて状況になってしまうと、信頼関係は無くなってしまいます。

本当に口頭で伝えていたとしても、そこに事実は関係ないんです。

どちらも確認が出来なければ、「言わなかった」と同じ事になってしまいます。

少しの手間で信頼関係が築けるなら、惜しまずにやりましょう。

まとめ

生徒さんが安心して通える状況を作るのは、

スクール運営側の大切な役目です。

レッスンのお休み日は言ってしまえばスクール、講師側の都合ですから、

生徒さんにとっては重要な日ではありません。

しかし、講師も年中休み無くレッスンはできませんので、

レッスン回数調整などでお休みする場合は、

・必ず文面に残し、お互いが確認出来る状況を作る事

・口頭のみでは伝えない

・生徒と講師では認識が違う

・少しの手間が信頼関係に繋がる

という点に注意して、講師も生徒も楽しく続けられるようにしていきたいですね!

ではまた!(=゚ω゚)ノ