ドラム

ハーフオープンは開かないで「緩める」感覚

ハイハットのテクニックの一つに「ハーフオープン」というのがあります。

コントロールが難しくて

ドラムくん
ドラムくん
上手く行かない!

ドラムくん
ドラムくん
開いたつもりが足りない!

なんて経験をする人も多いと思います。

ハーフオープンのコツをドラム講師が書いていきます。

ではいきましょー!

開くじゃなく「緩める」イメージを

そもそもハーフオープンって名前がいけないと思うんです。

オープンって「開く」ですよね。

はむ
はむ
だからなんか「ちゃんと開かなきゃ!」みたいな雰囲気、ありますよね

でも、実際のハーフオープンは全然開かなかったりします。

例えばこの写真

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左が閉じた状態の「クローズ」

右はこれでも「ハーフオープン」です。

これパッと見、見分けつきます?

はむ
はむ
私はつきません!

なのでここに注目!

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ハイハットクラッチのフェルト部分。

左の写真より、右の写真の方が若干黄色い線と被ってますね。

ドラムくん
ドラムくん
え?嘘だー。それでもうハーフオープンなの?

なんて声が聞こえてきそうですが、これでもう立派なハーフオープンです。

「ちょっと緩めただけ」です。

ちなみに左足はヒールダウン。

かかとはつけたままですね。

はむ
はむ
つま先を上げるイメージは変な力が入りやすいので、かかとに体重持ってくイメージの方がおすすめです。

もちろんもうちょっと開いたりもしますが、

「開く!」と思ってるとこの微妙なコントロールが身につきません。

緩めるだけで、音も全然変わります。

ハーフオープンだからと「半分開く」ではなく

「ちょっと緩める」イメージの方が上手くいきます。

塩加減に似てる

ハーフオープンの加減って、料理でいう塩加減に似てると思うんです。

塩って、入れすぎたら取り返しつかないからちょっとずつ入れません?

んで、足らなかったら後から少しずつ足していきますよね。

はむ
はむ
その感じ!

ハーフオープンも、最初から開きすぎると

「ガシャガシャ!!」とうるさくなり過ぎちゃいますよね。

開き過ぎてから踏み直すのは、場合によっては不自然に聞こえます。

取り返しがきかないんですね。

なので、ハーフオープンを使うときは

「ちょっと足らないかな?」ぐらいでコントロールしてあげて、

足りなければ「もうちょいかな?」と少しずつ緩めていくイメージ。

慣れるまでは「最初からしっかり緩めよう!」と思いすぎないのがコツです。

足らなければ、後で足せばいいんです。

はむ
はむ
むしろ、最初のウチは足らないぐらいで調度いいよ!

その状態をしっかりキープしよう

ハーフオープンのもう一つの難しいところは、

「その状態をキープ」することですね。

せっかくうまい具合に緩めたのに、何かにつられて踏んでしまったら台無し・・・なんて事も。

はむ
はむ
左足のコントロールは非常に難しいです!

しっかりと体重をお尻で支えてあげて、右に寄ったり左に寄ったりしないように注意。

ドラムくん
ドラムくん
バスドラム踏むと一緒に閉じちゃう!

なんて方は、ハーフオープンのコントロールはまだ早いかもしれません。

普段の基礎練などで、左足の強化をしましょう。

バスドラムは「1、2、3、4」で踏んで、

ハイハットは「2、4」で踏むとかですね。

はむ
はむ
左足を動かし慣れる事から始めましょう!

しっかりキープできるようになれば、

「ハイハットでの表現力」がすんごい上がります。

裏技もある

ドラムくん
ドラムくん
わかったような・・・わからないような・・・全然出来ない・・・

なんて時は裏技もあります。

ツーバスやツインペダルを使う人がやってたりしますが、

はむ
はむ
ハイハットペダルから足を離した状態を最初からいい具合のハーフオープンにしちゃおう!

最初のハイハットの開き具合の調整で、ハーフオープンの状態を作ってしまうんですね。

ただし、この裏技にはデメリットもあります。

「もうそれ以上開かない」ので、

「もっと開いた音が欲しい時に使えない」んです。

選択肢が少なくなってしまうので出来ることなら使わない方がいいですが、

ドラムくん
ドラムくん
もうライブ当日!?まだハーフオープンが上手くいかないのに!

なんて時は使えるかもしれません。

はむ
はむ
でも可能であれば頑張ってコントロール出来るように練習しておきましょう!

まとめ

ハーフオープンを直訳してはいけません。

実際は半分も開かなかったりします。

はむ
はむ
言葉のイメージに引っ張られないように!

「緩める」イメージの方が感覚は掴みやすいので、試してみてくださいね!

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はむ
はむ
スタジオ等で借りて使う時は、スタンドにも少し左右されるから毎回加減も確認するといいよ!

ではまた!(=゚ω゚)ノ