ドラム

ハイハットスタンドがズレる時に確認したいこと

演奏中にハイハットがどんどん前に動いちゃう・・・

なんて経験をしたドラマーさんも多いと思います。

私もそれで悩まされた事があります。

演奏中に伸びていく左足、遠くなるハイハット。

困りますよねぇ( ;´Д`)

ハイハットがスタンドごとずれちゃう時に確認したいことについて、

ドラム講師がふわっと書いていきます。

ではいきましょー!

前方向に踏んでいませんか?

まず機材だなんだかんだの前に、自分の踏み方を確認してみましょう。

踏む時に「前方向」に踏んでいませんか?

また、ハイハットを閉じておく時に「前に踏ん張って」いませんか?

大体の原因はコレです。

パカパカ踏む時も、閉じておく時も、

前に力がかかっているとスタンドがズレやすくなります。

「踏む」と思った時に、無意識に前方向に力をかけているケース。

私も昔そうでした。

閉じている時は前に突っ張るように踏んでいましたし、

パカパカ踏む時も気持ち斜め前方向に踏んでるイメージ。

スタンドによっては、前方向に力が加わると簡単に動きます。

「踏む」というイメージだと前方向に動いてしまう事がありますので、

「落とす」イメージに変えてみてください。

足を上から下に「落とす」ように意識するといいです。

踏むより落とすが先なイメージ。

足を落としたから、結果として踏んじゃったみたいな。

言葉遊びに聞こえますが、イメージは大事です。

落とす意識を持って、上下方向に動かしてみて下さい。

これだけでかなり改善されます!

ちなみに右足も一緒です。

フットペダルから足が妙にズレる、

なんて場合はやっぱり前方向に踏んでますので、

上下に動かす意識を持ってみて下さい。

ドラムマットを変える

自分のセットを持っていないと

なかなか「ドラムマット」の存在に気がつかないかもしれませんが、

マットって超大事です。

スタジオさんやライブハウスでも、ほぼマットが引いてあります。

ドラムマットの目的は大きく分けて2つ

・床に傷をつけない為

・滑り止め

ですね。

「音が変わる」という意見もありますが、

私は音に鈍感な方なのであまり実感したことはありません・・・

バスドラムやハイハットスタンドの足の部分に

とんがった「ツメ」がついている事があります。

ツメがむき出しのまま床に置て演奏すると、床が傷だらけになってしまいます。

さらに固い床だとツメが食い込むところがないので、

もう床がザラザラに・・・悲しい( ;´Д`)

ドラムマットを引くと床の傷防止はもちろんですが、

このツメがマットに食い込んでくれるので、滑り止めになるんです。

絨毯みたいなタイプと、デコボコしたゴムのタイプなどがありますが、

個人的なオススメはゴムのタイプ。

滑り止めの効果は抜群です。

昔スタジオでバンド連している時、

マットが絨毯タイプだった事がありました。

当時のバンドはハードロックでしたので、

バスドラムをドッカンドッカン踏んでいたのですが、

気がつけば右足がドンドン前へ。

バスドラムごと動いてしまって、まあ大変。

店員さんに相談したところ、

「ゴムのタイプもあるので、そちらをお持ちしますね!」と変えてくれました。

その後はバスドラムが動いてしまうこともなく、無事にバンド連も終了。

ゴムってすげぇ( ゚д゚)と思った瞬間でした。

自分のプレイスタイルに合わせてマットも選ぶんだなと、いい勉強に。

練習の度にドラムマットを持ち運ぶのはあまり現実的ではないかもしれませんが、

お店のスタッフさんに相談したら変えてくれるところもあります。

スタジオさんやライブハウスさんに相談してみて下さい。

ハイハットスタンドを変える

ハイハットスタンドも種類が沢山あります。

安いからダメとは言いませんが、

安い方が滑りやすい傾向にはあると思います。

・足の部分についているゴムの種類

・ツメがあるかないか

・足の本数

が違いますので、ハイハットスタンドを変えてみるのも手段の一つです。

個人的には

・ツメがついてる

・2脚タイプ

が好きですね。

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汚い写真ですみません・・・

2脚タイプだとペダル部分と、

そこから前に足が2本で支えてくれるのですが、

前方向に足が2本いる分、しっかり踏ん張ってくれます。

ツメがついてて、マットもデコボコしたゴムタイプならまず動くことはありません。

スタジオさんによってはスタンドも何種類か置いていますので、

店員さんに相談してみましょう。

自分で納得したものを買うのが一番早いですが、

持ち運びが大変なのがネックですね・・・

まとめ

ハイハットがスタンドごと動いちゃう問題ですが、

まずは自分の踏み方から確認していきましょう。

踏み方がしっかりしていればズレづらくはなります。

踏み方を確認した上で機材にまで気を配った方が、練習になっていいです。

こんな小話があります。

スタンドが動いちゃうので、メーカーさんにクレーム?を入れた人がいたそうです。

aさん「オタクのスタンド、動いちゃって使えないよ!もっとしっかり作ってよ!」

メーカーさん「うちはキチンと設計して作ってます。もっとちゃんと踏んでください」

なんてお話。

嘘か本当かは知りませんが・・・( ゚д゚)

機材のせいにする前に自分でどうにかするのも大切ですね。

自分も気をつけよう・・・

ではまた!(=゚ω゚)ノ