ドラムが上達してきた時に出る悩み。
・手、指に豆(水ぶくれ)ができる
・人差し指が痛い
・親指の付け根が痛い
いろいろあります。
痛いのは嫌ですよね・・・。
ドラム叩くのが嫌になっちゃいます。
もしかしたら持ち方、力の入れすぎが原因かもしれません。
ドラム講師がふわっと考えていきます。
ではいきましょー!
豆、水ぶくれができる
特に人差し指の、スティックを支えてるあたりでおきます。
私も始めたばかりの頃はこれで悩まされました。
とにかく痛い!
もうスティック持っただけで痛いのに、
その状態で演奏するのは大変です。
その時の私の握り方はこちら

こんな感じでした。
この握りの問題点は3つ。
1、スティックを第2関節で握りこむようにしている(写真上の◯部分)
2、スキマが空いてない(写真下の◯部分)
3、握りこみすぎ
です。
この持ち方だと、スティックの遊びが少ないので、
ショットの衝撃をもろにスティックの支点に受けます。
さらに力を入れすぎると、支点部分に強い摩擦も発生。
衝撃と摩擦で「やけど」みたいになるんです。
叩くたびにダメージを受けるので、どんどん悪化します。
改善点は
1、スティックは人差し指の第一関節で支える
2、写真下の◯部分のスキマを少し開ける
3、指は全部優しく添える
ようにしてみてください。
人差し指が痛い
支点を3点(人指し指、中指、親指)で支えてる、
もしくは中指を支点にしていると起きやすいです。
写真がこちら

問題点は1つ。
人指し指がスティックの上に乗ってますね。
スティックを上から押さえつけてしまっています。
このまま叩くと、人指し指に毎回ショットの衝撃を受けます。
突き指みたいな怪我の原因になりますので、
押さえつけないように、指はスティックの上ではなく横で支えましょう。
親指の付け根が痛い
ある程度速く叩けるようになると、この悩みが出やすいです。
力が入りすぎなのが原因なのです。
多いケースはこちら

ちょっと極端に撮りましたが、
親指が曲がっちゃってますね。
しっかり支えようと思って、
必要以上に親指に力が入っています。
支えている親指は曲げないで、まっすぐ添えてあげてください。
痛いのは体の黄色信号
叩いてて体のどこかに痛みが出るのは、体からのSOSです。
そのまま続けると、重大な怪我に繋がるかもしれません。
怪我をしてしまうと、しばらくドラムが叩けなくなってしまいます。
せっかく楽しい楽器なのに、悲しいですね。
痛みが出てるのにそのまま頑張るのは危険です。
痛いのであれば、しっかり原因を突き止めて改善していきましょう。
ただ、慣れた持ち方を変えるのは簡単ではありません。
どうしても時間がかかります。
でも、意識し続ければ直せます。
「痛みから解放されるなら・・・!」
と思って、自分の持ち方と向き合ってみてください。
まとめ
「痛みが出る」にどれも共通しているのは、
力が入りすぎている事。
叩くときも支える時も、実はそんなに力は要りません。
怪我には気をつけて、楽しくドラムを演奏しましょう!
ではまた!(=゚ω゚)ノ