雑記

映画と音楽が噛み合った時の威力についてドラム講師が考える

見てきました!

「スパーダーマン ファー・フロム・ホーム」

最高に面白かったですね!

途中のある音楽で、

鳥肌が立ったのと「うぉっ!」なんて変な声が出ました。

あれは反則だよ・・・

こんな風に、映画の中で「音楽で鳥肌がたった」なんて経験ありませんか?

映画と音楽の関係について、

ドラム講師がふわっと考えてみたいと思います。

映画紹介記事ではありませんが、

ちょっとだけスパーダーマンのネタバレがありますのでご注意下さい。

では行きましょー!

鳥肌がたった部分

今回は「スパーダーマン ファー・フロム・ホーム」から、

映画と音楽について書いていきますので、

「まだスパーダーマン見てない!少しのネタバレもしたくない!」

なんて方は映画を先に見てください!

特に気にしない方はこのまま読み進めて下さい。

私が鳥肌立った部分は

ピーターがハッピーに助けられて、

機内でやりとりするあのシーン。

おそらくアベンジャーズシリーズを見てきた人たちには

「うおぉぉぉ!」な部分。

ちなみに私は映画は全シリーズ見てます。

ニワカぐらいですが、マーベル作品は好きです!

あそこのシーンですが、

シリーズが好きな人は多分映像だけでも感動するはず。

でもそこに「音楽」が加わると、とんでもない威力に。

しかも流れたのはただのカッコイイ音楽ではなく、

映画「アイアンマン」で一番始めに使われた

AC/DCの「Back In Black」です!

威力がとんでもないどころか、もうこれ以上の威力は無いんじゃないでしょうか。

もうね!堪らんですよ!

そこで!その曲を!!使うなんて!!!

そりゃ鳥肌も立つし、変な声も出るよ!!!!

なんて興奮しながら映画を見ていました。

なんてニクい演出なんだ・・・

音楽には印象がある

もともと、音楽には「印象」というものがあります。

・明るい感じ

・暗い感じ

・楽しい感じ

・悲しい感じ

などなど。

聞いた時の音の響きや歌詞で「〇〇な感じだなー」なんて思います。

感じ方は人によって変わるので、特に正解はありません。

一般的には

・速い曲だとなんだか明るいイメージ

・ゆっくりな曲だとなんだか暗いイメージ

を持つことが多いと思います。

バラードの曲を聴いて、

「めっちゃ楽しい気分!」になることはあんまりないと思います。

音楽は記憶と結びついている事もある

でも、バラードの曲を聴いて「めっちゃ楽しい気分!」になる可能性もあるんです。

「音楽」と「記憶」が関係してきます。

すごい印象に残っている時に聞いていた音楽があったりすると、

楽しい事でも悲しい事でも、

その時の出来事とセットで覚えていたりする事があります。

「運動会」って聞いて何か音楽思い出しませんか?

リレーの時の音楽だったり、行進している時の音楽だったり。

思い出す曲は違うかもしれませんが、

音楽と記憶がセットになっているいい例だと思います。

私も初めて発表会で叩いた曲は、今でも聴くと

「あ、発表会の曲だ」と思い出します。

なのでもし「めっちゃ楽しい気分」の時に聞いていた音楽がバラードだったら、

もしかしたらその曲を聴くと楽しい気分になるかもしれません。

逆もありますね。

楽しい感じの曲なのに、覚えている記憶が悲しいものだと、

なんだか悲しい気分に。

映画で感動的なシーンで流れた音楽も記憶と結びつきやすいですね。

めっちゃ泣けるエンディングの時の曲をよく覚えてる、なんてのがそれです。

映画は「印象」と「記憶」2つとも使っている事も

映画はもちろん映像も大切ですが、音楽も重要な役割があります。

楽しい内容の時は明るい印象の音楽を。

悲しい時は暗い印象の音楽を。

記憶は人によって違うので、

見ている人が「同じ印象を受けるように」作っているはずです。

記憶はプラスαの演出部分。

どんなに有名な曲でも、今までの生活の中で耳にする機会がなかった

「その曲を知らない」人だって必ずいます。

私も音楽を全然聞いてこなかったタイプなので、

「これ有名だよね!」なんて言われて「知らないなんて言えない・・・」

なんてことがあります。

今回例に上げている「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」はシリーズ作品ですが、

今までのシリーズを見たことない人だってたくさんいると思います。

今回の演出はシリーズを見ていた人で、

なおかつその曲が記憶に残っていたら「より楽しめる」部分ですね。

印象は万人向け、記憶はファン向けですかね。

初めて見る単体作品としてもしっかり楽しめるし、

シリーズを見ていたらより楽しめるような演出があると、ファンは嬉しいですよね!

まとめ

映画と音楽の組み合わせは

「印象」と「記憶」も噛み合うと、とんでもない威力になります。

よく生徒に「映画見に行くのも意外とドラムの練習になるよ」

なんていうのですが、感動する感性を磨けますよね。

どうなったら盛り上がるか?は映画からでも勉強出来ます。

その感性は演奏する上で大切です。

ちなみに私は今回出てきた「Back In Black」のコピーをライブでやることもあるのですが、

今回の映画でも盛り上がった「記憶」のおかげで、

次に演奏する時は前よりもっと楽しめそうです!

ではまた!(=゚ω゚)ノ