ライブ

ライブで「う〜ん・・・」と思われるバンドの特徴

音楽は「上手い」「下手」と分けられるものではないと思いますが、

それでも「うーん・・・」と思うバンドさんはライブハウスで見かけます。

出来ればイマイチとは思われたくないですよね。

カッコイイ!と思われるために、

「そもそもかっこよくないと思われる事は何か?」を知る事は大切です。

今まで見てきた「う〜ん・・・」と思った事について、

ドラム講師がふわっと書いていきます。

ロックバンド、ポップスバンド視点です。

ではいきましょー!

音がデカすぎて、歌が聞こえない

よく見かけるのは

「ボーカルさんが何歌ってるのか全然わからない」

なんてバンド。

ほとんどの場合は楽器陣の音量が大きすぎるのが原因です。

ギターがギャンギャン!

ベースがブンブン!

ドラムがドンドン!

ボーカルは・・・聞こえない( ゚д゚)

でもどうやら口は動いてるから歌ってはいるらしい。

え?マイク入って無いの?

あ、今ちょっとだけ聞こえた。

ボーカルさん「次の曲はラブソングです・・・聞いてください」

ジャーン!!

バーン!!

どかーん!!

ボーカル「〜〜〜(パクパク)」

いや聞こえないからラブソングかどうかもわからないよ( ;´Д`)

なんだかんだで良く見ます。

楽器陣はボーカルさんの声量に合わせて音量バランスを取らずに、

「俺の演奏を聴けぇ〜〜〜!!!」

と、好き勝手音量を上げてはいけません。

どんなにカッコイイ曲でも、歌が聴こえなかったらカッコ良さ半減。

楽器陣「すいません、もうちょっとマイクの音量上げてもらっていいですか?」

いや楽器が下げれ( ゚д゚)

曲の間にMCが無い

これはバンドのスタイルによって合う、合わないがあるとは思います。

ライブ中、MCが一切無い。

MCを入れないアーティストさんもいますので、

間違いではありませんが、その代わり演奏にかなりのクオリティーを求められます。

すでにファンが沢山いるなら話は別ですが、

「これから頑張って行こう!」ってバンドさんは出来たらMCはあった方がいいです。

喋らないと、どんなバンドでどんな人柄なのかが伝わりません。

例えばポップな感じのバンドでMCが一切ないと

客席は「ざわ・・・ざわ・・・」します。

え?喋らないの?

「ありがとうございました」

あ、喋った・・・って、ライブ終わりか〜い!!

みたいな空気が流れます。

ファンがつく理由は演奏だけではありません。

「MCが面白い」からファンになってくれる方もいます。

MCが苦手だ!何て方はある程度何をしゃべるか決めておきましょう。

酔っ払いすぎ

ステージに上がった時にはもうベロベロ。

おそらくリハーサルが終わってからずっと飲んでたのでしょう。

ほろ酔いぐらいで演奏出来るなら構いませんが、ベロベロになってはいけません。

呂律も回ってなければ、リズムもヘロヘロ。

そんな状態でいい演奏ができるのはきっと天才だけです。

お酒はほどほどに。

ステージ降りてもなんかちょっとオラついてる

ロックバンドなんかでたまにいます。

おじさんバンドな印象。

ステージ上だけでなく、どこでもちょっとオラついてる感じ。

「俺はロックだからよ!!」

みたいな。

うるせぇロックを言い訳にすんな( ゚д゚)

私の周りのロックミュージシャンは、

ステージ降りたら礼儀正しい人が多いです。

ステージ上の演出でオラつくのはいいと思います。

それはバンドのカラーですからね。

でも備品は怖さないようにして下さいね。

ステージ降りてからも常にオラついてたら、

それはもうミュージシャンというかただのオラつく人です。

今の時代、それだとどこからも誘われません。

棒立ち、バンドでアイコンタクト無し

初心者バンドさんはこれをやるのは仕方ないと思います。

ライブは緊張しますからね!

でもそこそこ慣れているバンドマンはちょっと注意。

ライブは見た目も大事です。

少し動きが無いと客席はイマイチ盛り上がりません。

さらに棒立ちになっていると、アイコンタクトも取れません。

アイコンタクトが取れていないバンドに多いのは、

「エンディングのタイミングが合ってない」事。

カッコよく「ジャン!」と終わりたいのに

「ギャボジャン!」みたいに、タイミングがなんだかバラバラ。

最後のオイシイとこが勿体無い。

ライブ中はちょこちょこ動いてバンドでアイコンタクトが取れると、

決まるとこがバシっと決まります。

誰に合わせるか決めておくともっと良いです。

演奏時間を守らない

演奏時間を押すのもそうですが、

巻き過ぎるのもあんまりいただけません。

持ち時間は守りましょう。

押したら後のバンドやライブハウスに迷惑がかかります。

音を出せる時間が決まっているライブハウスさんだと、

最後のバンドが演奏時間を減らさないといけないなんてことに。

巻き過ぎても後のバンドに迷惑がかかります。

最近は「お目当てのバンドだけ見に来るお客さん」も多いので、

見に来たら「え!?もう始まっちゃってるじゃん!」なんて事にも。

ミュージシャンたるもの、時間厳守。

まとめ

自分がちょこちょこ見かける例をあげてみました。

上記がフルコンボだったりするともう・・・( ;´Д`)

ライブは「お客さん」がいますので、

人に見られる事をしっかり考えて演奏できれば、

「かっこいいとはなんたるか」がわかってくると思います。

ではまた!(=゚ω゚)ノ