ライブ

ライブ直前は少しアップをしておこう

ライブの1曲目を速いテンポの曲にしたら、

全然上手く叩けなかった!

なんて経験ありませんか?

ドラムは身体全体を使いますが、

身体がある程度暖まっていないと上手く動かせないことがあります。

いいライブはいいアップから。

ライブ前のアップの大切さについて、

ドラム講師がふわっと書いていきます。

ではいきましょー!

ドラムはちょっとスポーツ近いところもある

スポーツ選手を見ていると、試合前に必ずウォーミングアップをしていますよね。

試合前から少し汗ばむくらいアップをしていることもありますね。

身体を動かす場合、

最初からいいパフォーマンスを発揮しようと思ったら、

ある程度身体が暖まっていないといけません。

身体が冷えていると筋肉が縮こまってしまって、

思うように動かなくなります。

ドラムも「身体全体を使う」という意味ではスポーツに近いところがありますので、

暖めておかないと

・速く動かせない

・テンポを保てない

・狙ったタイミングで動かない

なんてことになります。

特にライブ序盤に速いテンポの曲がある場合は注意が必要です。

無理していきなり動かしたら怪我に繋がる可能性もあります。

ライブ直前は意識をして身体を暖めるようにしてください。

アップ内容はなんでもいい

身体が暖められるのであれば、アップ内容はなんでもいいと思います。

私は

・手をブラブラしたり、グーパーグーパーする

・柔軟体操する

・パッドを使って基礎練する

・簡単な筋トレをする

などなど、いろいろしてます。

目的は身体を暖めることなので、内容にはそんなにこだわっていません。

毎回同じことをしないと落ち着かないタイプの人もいますので、

自分の性格と相談するといいです。

私は「少し疲れたかな?」と思うぐらいまで動かしてます。

あんまり遠慮しすぎていると暖まらないし、

やりすぎると体力持ってかれちゃうし、

自分が無理ない範囲にとどめておいてください。

特に冬場は念入りに

暖かい季節であれば、そんなに動かさなくても大丈夫なこともありますが、

寒い季節、特に冬場は要注意です。

一度身体が冷え切ってしまうと、少し動かしただけではなかなか暖まりません。

出来れば20〜30分前からアップの準備をしておくといいです。

冷えて身体が固まってるところに、さらに緊張で固まって・・・

それではいい演奏は出来ませんね。

身体を暖めてほぐしておくと、

緊張も少し薄れる効果もありますので精神的な余裕にも繋がります。

「あんなに練習したのに手先がかじかんでて、全然動かせなかった!」

では、内容にも悔いが残ってしまいますので、

しっかり暖めるようにしましょう。

ステージに立ってからライブが始まるんじゃない

演奏者にとって、ライブの始まりはステージに立った瞬間ではなく、

直前の準備の段階からもうライブは始まっています。

「ライブ当日、朝起きた時からもうライブは始まってる」

という考え方もありますね。

しっかり本番の演奏に向けて準備をするのが大切。

・ライブ前にご飯をお腹いっぱい食べない

・本番前に身体を暖めておく

・しっかりトイレも済ませておく

などなど。

ステージに立ってから準備するのではなく、

しっかり準備した状態でステージに上がるように意識しましょう。

まとめ

「前回のライブの始まりがバタバタしちゃって・・・」

なんて相談を受ける事もありますが、

話を聞いてみると

・緊張してて、ライブ前にアップをしていなかった

ケースが多いです。

パターンはしっかり覚えていても、緊張で固まってしまって、

それを本番で発揮出来なかったら悔しいですよね。

しっかり演奏するために、

ライブ直前はアップをして身体を暖めるように意識してみて下さい。

これだけでも全然違いますよ!

(=´∀`)人(´∀`=)

ではまた!(=゚ω゚)ノ